整形外科の対象となる疾患は擦り傷や打撲のようないわゆる外傷、腰痛や関節の痛み、末梢神経障害やリウマチ、骨粗鬆症のような慢性疾患に至るまで多岐に渡ります。また小児から成人、高齢者まで全ての年齢層の患者様が対象となります。それら多様な疾患に対して充分な経験を積み治療に携わって来たことに加え、当院では最新の医療機器を導入し正確な診断・医療を提供することが可能です。
診察内容
Medical-
関節外科
整形外科には肩や膝関節、股関節等を始めとして関節の痛みを主訴に来院される患者様が多く来られます。またその原因は関節軟骨がすり減る変形性関節症や腱・靭帯等の軟部組織の障害、スポーツ障害、関節リウマチなど多岐にわたります。当院ではそれら全般について身体所見や最新の医療機器による検査等から総合的に判断し、適切な診断と治療を提供いたします。
肩、肘、手、股、膝、足首 変形性関節症、凍結肩(50肩)、石灰沈着性肩腱板炎、肩腱板断裂、上腕骨外上 顆炎(テニス肘)、関節靭帯損傷、膝半月板損傷、etc…
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脊椎外科
脊椎疾患は首の痛みや肩こり、腰痛だけでなく様々な症状の原因となります。 例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腫瘍性病変のような神経を圧排する原因がある場合、四肢の痛みやしびれ、脱力や膀胱直腸障害などを来たす場合もあります。身体所見に加えて、MRIによる画像診断が非常に有効となります。
首や腰の痛み、四肢の痺れ・脱力・痛み等 頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、頸椎症性脊髄症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎滑り症、腰椎分離症、脊髄腫瘍 etc…
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骨粗鬆症
骨粗鬆症の患者数は国内で女性980万人、男性300万人に及び、特に50歳以上の女性では4人に1人が骨粗鬆症を持つと言われています。骨の新陳代謝(骨吸収と骨形成)のバランスが崩れることにより骨の強度が低下し、容易に骨 折しやすくなってしまいます。骨粗鬆症に伴う骨折は高齢者が寝たきりに陥る大きな要因となりますが、適切な治療を行うことにより将来の骨折リスクを減らすことが可能です。当院では最新機器により正確な骨粗鬆症の診断を行い、それぞれの患者様の状況に応じた適切な治療を提供します。
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スポーツ障害
激しいスポーツにより高頻度・高負荷の負担が加わることにより肩や肘、膝、足首などに痛みをはじめとする症状が慢性的に生ずる状態です。特に若年層で問題となる事も多く、「使いすぎ症候群」とも言われます。軽度の症状では運動中や運動後の痛みを感じる程度の場合がありますが、重症 化すると継続的に強い痛みを感じ日常生活にも支障をきたし、手術を要する場合も出てきます。早期に診断を行い、各々の患者様のスポーツレベルや生活に合わせた適切な対処、治療を行うことにより早期のスポーツ復帰や将来的なパフォーマンスの低下を防ぐ事が重要と考えます。
野球肘、テニス肘、ジャンパー膝、オスグッド・シュラッター病、シーバー病、etc…
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関節リウマチ
関節リウマチは原因不明に多発性の関節炎を起こし、進行すると痛みだけでなく関節の破壊・機能障害をきたします。
遺伝的な要素が示唆され、過去には完治が困難な病気と考えられていましたが、現在はリウマチに対する薬物治療の進歩によって病勢を抑え、関節破壊の進行を留めることが可能となっています。
リウマチの専門医として薬物療法やリハビリテーションなど適切な治療を提供し、より高い生活の質を保つことを目指します。
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整形外科一般
外傷一般(切り傷や打撲・骨折)、交通事故、いわゆる腱鞘炎や関節炎、痛風など、整形外科全般について対応が可能です。